エネループが中国製になったお話

電池のお話



ニッケル水素電池を使用できるフラットレースにおいて、
ニッケル水素電池を選ぶ際に、多くの方がパナソニックのエネループライトを使ってると思います。

しかしこれが去年くらいから、今までは日本製でしたが、どうも中国製に変わり、
クオリティが落ちた、サイズが以前と違う、ベンチマークスコアが微妙という話は
フラット界隈で広がり始めました。

その辺、速度を出すことにおいてはかなりシビアな話であり、
日本製と中国製で差が出るようなら、
日本製エネループライトと渡り合えるようなニッケル水素電池の代替電池を探さねばなりません。


また、一部通説になってるネオチャンプ≒エネループライト説も、
もしネオチャンプが中国製に変わるのであれば、
それこそ立体レースにおいて在庫勝負になってきてしまいます。


その辺りも含めての今回の記事でございます。


・エネループに関して

エネループは、三洋電機が開発したニッケル水素電池の商品名で、三洋電機の登録商標。
三洋電機はパナソニックグループ内の再編に伴い、パナソニックブランドに移行となりました。

しかしながら、エネループを製造していた三洋エナジートワイセルは、
富士通に売られてしまい、FDKトワイセルになりました。

つまり今現在日本でエネループの元祖の技術製造をできるのはFDKのみとなっています。

じゃあなぜエネループが中国製に変わったのか?
おそらく技術を学んだパナソニック側がそのまま中国に工場を建てて
自社製造を始めたのではないかというのが推測できます。
特にパナソニックほどの大企業で積極的にエボルタ等の電池を開発製造できるのに
FDKのOEMで販売する利益はあんまりないと思いますし。

以上のことから裏付けられるのは、富士通乾電池とタミヤは懇意であるから、
ネオチャンプ=エネループライトと推測でき、
なおかつFDK製なので当分は日本製での販売が続くと思われます。
(一応富士通乾電池のHPでも日本製ということをプッシュしてますし)

・エネループライトの現在のOEM品
この辺りについてはネットで「多分そうだろう」という話でしかなく、自己責任でお願いいたします


この辺りに関しては個人的にデータを見比べて、実走しながら見極めてきたいと思います。
とりあえず今サイクルエナジーを慣らして遊んでいます。

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